公式サイト?にあるspl-1.2.1.tar.gzは、厳密に言うとコンパイラではなく、SPL to C converter
になるのですが、ここではSPLコンパイラと言ってしまいます。
Unix系であるなら問題なくインストールできるのでしょうが、私はWindows利用者なので、Cygwinを使用して擬似的にUnix環境を構築してインストールしました。
まずは最新のSPLアーカイプファイルを公式サイト?からダウンロード。私がダウンロードしたのは「spl-1.2.1.tar.gz」です。展開は以下のようにしました。
$ tar xzvf spl-1.2.1.tar.gz
spl-1.2.1というディレクトリが作られて、中にいろいろなファイルが出来ました。まぁその辺は適当に無視して。SPLコンパイラをインストールするために、「How We Compiled the SPL Translator.」を見てみると、どうやらBisonとFlexを使ってるらしいですね。それらを導入してmakeしてみます。
$ cd spl-1.2.1 $ make
すると、cp -p spl2c spl/bin
で、cp: `spl2c' and `spl/bin/spl2c' are the same fileというエラーが発生しました。ここはMakeFileを自分で編集して、cp -p spl2c spl/bin
をcp -p spl2c.exe spl/bin
に変更して再度makeしてみます。
なんかwarningがいっぱい出ますが、これはmakeの時に同時にSPLのサンプルプログラムもコンパイルしていて、その中でのwarningなのでとりあえず無視します。
SPLのコンパイラは完成しているので、これでいつでもSPLプログラムをコンパイルすることが出来るようになりました。